Japanese Recordings

電車の便利さや伝統的な文化の美しさに驚嘆したとき、綺麗な池の恵みが生んだアメンボの楽園が思い出されました。

しかし、堅苦しい官僚主義やダニや無数のボタンがついたトイレというロシアン・ルーレットにも直面するなど、数えられないぐらい辛いこともありました。

アメンボでも溺れることがあります。

「床に座るなんて、汚いな～」

「コーンピザ、変わっているな～」

日本は母国のアメリカと同じ地球にあるのに、おかしなことに、全く別の世界に見えました。

フラワーパークにあるカフェで、たたみに座わり、コーンピザを食べている友達を横目に、わたしは、『アメンボって私とあまり変わらないかも』。そんな風に思いました。

池の底を眺めているアメンボのように、私も外から妙な世界を見ているわけです。

アメリカでもよく見る水面をけなげに進む虫を指しながら、私は友達に「日本語でその虫は何て呼んでいるの？」とたずねました。

「アメンボだよ」と友達が答えました。

としこさんへ、
おげんきですか。わたしは　リリです。
オーストラリアは　いま　夏です。まいにち　あついです。きょう　すいえいに　いきます。きょうは　とても　いい　てんきです。　シドニーは　三十五どです。日本は　冬ですね。日本の　冬の　てんきは　どうですか。さむいですか。
私は　いま　こうこう一年生です。すうがくや　びじゅつや　にほんごや　ちりや　れきしや　おんがくを　べんきょうしています。すうがくは　すきじゃないです。いちばん　すきな　かもくは　おんがくです。おんがくは　たのしくて、おもしろいです。
夏休みは　十二月　一十日から　一月三十日まで　です。やすみに　かぞくと　にほんに　いきます。ほっかいどうにいきたいです。スキにいきたいです。ほっかいどうのてんきはゆきでしょう。
じゃ、さようなら。

 
二月二十日
りりより

未来へ　　　　　　　　谷川俊太郎

道端のこのスミレが今日咲くまでに
どれだけの時が必要だったことだろう
この形この香りは計り知れぬ過去から来た

遠く地平へと続くこの道ができるまでに
どれだけのけものが人々が通ったことだろう
足元の土に無数の生と死がうもれている

照りつけるこの太陽がいつか冷え切るまでに
目に見えないどんな力が働くのだろう
私たちもまたその力によって生まれてきた

人は限りないものを知ることはできない
だが人はそれを生きることができる
限りある日々の彼方をみつめて

未だ来ないものを人は待ちながら創っていく
誰もきみに未来を贈ることはできない
何故ならきみが未来だから

剣道が上達しました

近頃、剣道で一級になりました。
剣道のしんさで私はとてもそわそわ/緊張しました。
首をふしょうを怪我していて、面がかぶりにくかったです。
一級のしんさにうかりました！
次は、一だんをとりたいです。
６ヵ月に一だんのしんさがあります。

母の名前はMaria Dolores Juaréz Pérez.です。
母は１９５７年４月２３日に生まれて、今５５歳です。母は超働き者です
本当に若い時から母は働いている。経済的な問題があったので祖父母が『秘書か教師になるか、それとも高校で勉強するか、一つを選ばなければならない』と母に言いました。
教師になりたくなかったから、秘書になることにしました。
数年に銀行で勤めました あと、 市役所で勤め始めました。
私が生まれたときから母は市役所で働いていまする
ずいぶん前母は高校で卒業しました。私と兄が大学に行くためにトルカに来て、母は時間が沢山できたから、弁護士になるために勉強を始めました。
三年間、母と兄と私は毎週の土曜日に田舎へ帰りました。母は試験の為に一生懸命勉強していたことを覚えています。
母のクラスの中で一番でした。超良い成績で卒業しました。
まだ母は秘書ですけど、引退したら時弁護士としてはたらくそうです。
母はいつも働いています。私の良い見本です。

子供たちはよく「お父さんよりお母さんのほうがこわい」と言いますね。「お母さんは叱る人」というイメージが一般的になっているんじゃないでしょうか。父親が外に出て働いている場合、どうしても母親のほうが子供と一緒にいられないので、「子供に嫌われたくない」という気持ちが強くなります。それで、あまり叱ろうとしないのです。いつも叱ってばかりでは、母親は子育てが嫌になってしまいます。

ある専門家は、母親は「包む」役割、つまり優しく子供を受け入れる役目を持つのに対して、父親は「切る」役割、つまり厳しくルールを教える役割を持つべきだと言っています。父親が厳しく叱った後に、母親が子供をフォローしてあげるようにすると、親子の関係はよくなるそうです。子供を叱る必要があるときには、父親がその役割を引き受けてこそ子育てはうまくいくのです。

たしかに今は昔と違って、父親と母親の役割は固定的ではなくなってきました。現在、家庭における男女の役割分担は境界がなくなりつつあります。しかし、子育てに関してはこうした意見に耳を傾けたほうがいいのではないでしょうか。

クアテス・デ・アウストラリア
映画を観に映画館に行きました。
映画館では、「クアテス・デ・アウストラリア」のドキュメンタリーを観ました。
「クアテス」の意味は、メキシコの話し言葉で「友達」です。
このドキュメンタリーの題名の直訳は「オーストラリアの友達」です。
でも、この映画のテーマは友達やオーストラリアじゃありません。
「クアテス・デ・アウストラリア」 は牧場の名前です。
牧場の名前の由来は、誰も知らないのです。
この牧場の人たちは、水が足りていません。
それから、ひどい干ばつで全ての人々が家から離れます。
映画はとても美しいです。
干ばつはおそろしいですが、映画は私に希望の感情を与えてくれくました。
ところで、クアテス・デ・アウストラリアはコアウイラ州の中にあります。
州知事がドキュメンタリーを見た後、牧場の人々が水を保有できるように州政府が働きました。
この映画によっては牧場に水がもたらされました。