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Drayomi
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"新たな工程表、原発は冠水作業先送り 福島第一原発事故の収束に向け、東京電力は新たな「工程表」を発表しました。大きく見直されたのは、原子炉の冷却作業の手順です。この1か月で、炉内の様々な異変が明らかになってきました。 1号機では、燃料の大半が溶けるメルトダウンが起きていたことが判明。2号機、3号機でもメルトダウンの可能性が高いと見られています。 さらに… 「原子炉水位、ダウンスケール(測定不能)」(東京電力の会見〔12月〕」 1号機については、注水を続けても原子炉内に水が溜まっていないことも明らかになりました。このため、当初、工程表で示していた格納容器を水で満たす「冠水」作業は、事実上不可能となりました。 今回の工程表では方針を変更。1号機の地下に溜まっている汚染水から放射性物質を除去した上で、再び原子炉に注入し、冷却を行うといいます。また、汚染水の増加の一因となっている地下水の侵入を防ぐとや、津波、余震対策として建屋の補強工事を行うなどの対策も盛り込まれています。 しかし、これだけ大きな見直しをしながらも、東京電力は当初の「原子炉を6か月から9か月で冷温停止させる」という目標を変えませんでした。 その理由について… 「格納容器からの漏えいが確認され、(冷却の)やり方変えたが、原子炉を冷やすという行為そのものは何も変わっていない。(工程表の)予定が変わるということはない」(東京電力の会見) 汚染水が増え続ける問題や、1号機以外の原子炉建屋に入れてすらいないにも関わらず、収束に向けての作業は順調に進んでいると強調しました。(17日22:41)"
Drayomi
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"子どもの尿から微量の放射性物質 福島市の10人 福島県内の保護者らでつくる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などは30日、福島第1原発事故の影響調査で福島市内の6~16歳の男女10人の尿を検査した結果、全員から微量の放射性物質が検出されたと発表した。 検査を担当したフランスの放射線測定機関「アクロ研究所」のデービッド・ボアイエ理事長は記者会見で「福島市周辺の子どもらに極めて高い確度で内部被ばくの可能性がある。事故前の数値はほぼゼロだったと考えられる」と話した。 発表によると、尿は5月下旬に採取。放射性セシウム134の最大値は8歳の女児で尿1リットル中1・13ベクレルだった。"