オーバーシーズ・ストーリー (Overseas Story)
オーバーシーズ・ストーリーのポッドキャストでは、実際に留学した人の体験の声を毎週2名ずつアップしていきます。皆さんの参考にしていただければ幸いです。
=========================
創価大学経済学部4年、佐崎美子(さざき・よしこ)です。アメリカ合衆国・デラウェア大学に10ヶ月間留学していました。現地での言葉は英語です。私が留学しようと思ったのは、小学時代より海外に興味があり、ゆくゆくはグローバルな舞台で活躍したいと思っていたからです。大学入学以前より、留学をしたいとの思いがありましたが、留学を終えて帰ってきた先輩の逞しい姿を見て、言葉も文化も通じない困難な環境に身を置いてこそ人間的にも成長できるのだと感じ、その思いが一段と強くなりました。その中で、日本文化と正反対の、自己主張が強く求められる環境で、最先端の経済学をネイティブ英語で学びたいと、アメリカを選択しました。留学先で思い出に残ったことは、なんと言っても大学の授業とルームメイトと過ごした時間です。アメリカの大学は日本の大学と違い、それぞれの授業で中間試験もクイズも多く、気がつけば、毎週中間テストがある、「ウソでしょう?」といった事も多く、スケジュール帳を見ては苦笑いでした。授業でも活発的にディスカッションがあり、これぞ大学生、というほど勉強できたことは財産です。また、現地学生とのルームシェアの思い出も、大きな思い出となりました。一緒に住んでみてこそ文化の違いを実感したり、実の姉妹のように深い付き合いが出来ました。
これから留学を考える方へのアドバイスは、迷っている人はぜひ行って欲しいということです。留学にはお金もかかりますが、そこでいくら使ったかは将来覚えていなくても、留学をして得た経験は一生忘れません。
=========================
創価大学経済学部4年の、横井千栄(よこい・ちさか)です。留学先は、イギリス・北アイルランドのクイーンズ大学です。現地の言葉は英語です。私が留学したきっかけは、高校時代から国際交流に興味を持ち、大学では世界中の人と信頼関係を築ける、語学力と人間性を磨きたいと思い、英語圏の留学を希望していました。そうして勉強を重ねていた大学2年次に、新しく創価大学と交流協定が結ばれたクイーンズ大学のことを知り、以前紛争があった北アイルランドで自分が友情を広げられる機会は今しかないと思い、留学先を決めました。私が留学で感動したのは、紛争の歴史を越えて生きる北アイルランドの人の心の温かさです。北アイルランドは十数年前まで宗教紛争があった地域です。私が留学に行ったときも、テロこそないものの、ピースウォールという、宗派の居住地域を分断していた厚い壁が残っていたり、いまだに家の軒先にユニオンジャックの国旗を掲げて宗派を主張したりと、紛争の傷跡が至るところに感じられました。しかし私が驚いたのは、そんな悲しい歴史を経験した北アイルランドの人たちが本当に心優しいことです。たった半年間北アイルランドにいる私に対しても、「たくさんの思い出を作ろう」とクリスマスマーケットに行ったり、授業終わりに映画に行ったりと、かけがえのない時間をいっぱい作ってくれました。まだ拭いきれない紛争の傷や心の葛藤があるなかで、人を大切にし、繋がりを作ってくれる北アイルランドの人々から、人との繋がりがこれほどまで自分の人生を豊かにしてくれることを学びました。これから留学を考える方へのメッセージとして、まず何より、行きたいという気持ちを大切にして欲しいと思います。様々、留学が困難な状況や壁があるかと思いますが、自分がやりたいことに正直になり、思いっきり挑戦できるのは、この学生時代しかないのではないかと思います。まずは自分の思いを大切にし、留学を成功させるための策を、それからいろいろな人に相談しながら練ってください。行きたいならば必ず行けます。
オーバーシーズ・ストーリー (Overseas Story)
オーバーシーズ・ストーリーのポッドキャストでは、実際に留学した人の体験の声を毎週2名ずつアップしていきます。皆さんの参考にしていただければ幸いです。
=========================
創価大学経済学部4年、佐崎美子(さざき・よしこ)です。アメリカ合衆国・デラウェア大学に10ヶ月間留学していました。現地での言葉は英語です。私が留学しようと思ったのは、小学時代より海外に興味があり、ゆくゆくはグローバルな舞台で活躍したいと思っていたからです。大学入学以前より、留学をしたいとの思いがありましたが、留学を終えて帰ってきた先輩の逞しい姿を見て、言葉も文化も通じない困難な環境に身を置いてこそ人間的にも成長できるのだと感じ、その思いが一段と強くなりました。その中で、日本文化と正反対の、自己主張が強く求められる環境で、最先端の経済学をネイティブ英語で学びたいと、アメリカを選択しました。留学先で思い出に残ったことは、なんと言っても大学の授業とルームメイトと過ごした時間です。アメリカの大学は日本の大学と違い、それぞれの授業で中間試験もクイズも多く、気がつけば、毎週中間テストがある、「ウソでしょう?」といった事も多く、スケジュール帳を見ては苦笑いでした。授業でも活発的にディスカッションがあり、これぞ大学生、というほど勉強できたことは財産です。また、現地学生とのルームシェアの思い出も、大きな思い出となりました。一緒に住んでみてこそ文化の違いを実感したり、実の姉妹のように深い付き合いが出来ました。
これから留学を考える方へのアドバイスは、迷っている人はぜひ行って欲しいということです。留学にはお金もかかりますが、そこでいくら使ったかは将来覚えていなくても、留学をして得た経験は一生忘れません。
=========================
創価大学経済学部4年の、横井千栄(よこい・ちさか)です。留学先は、イギリス・北アイルランドのクイーンズ大学です。現地の言葉は英語です。私が留学したきっかけは、高校時代から国際交流に興味を持ち、大学では世界中の人と信頼関係を築ける、語学力と人間性を磨きたいと思い、英語圏の留学を希望していました。そうして勉強を重ねていた大学2年次に、新しく創価大学と交流協定が結ばれたクイーンズ大学のことを知り、以前紛争があった北アイルランドで自分が友情を広げられる機会は今しかないと思い、留学先を決めました。私が留学で感動したのは、紛争の歴史を越えて生きる北アイルランドの人の心の温かさです。北アイルランドは十数年前まで宗教紛争があった地域です。私が留学に行ったときも、テロこそないものの、ピースウォールという、宗派の居住地域を分断していた厚い壁が残っていたり、いまだに家の軒先にユニオンジャックの国旗を掲げて宗派を主張したりと、紛争の傷跡が至るところに感じられました。しかし私が驚いたのは、そんな悲しい歴史を経験した北アイルランドの人たちが本当に心優しいことです。たった半年間北アイルランドにいる私に対しても、「たくさんの思い出を作ろう」とクリスマスマーケットに行ったり、授業終わりに映画に行ったりと、かけがえのない時間をいっぱい作ってくれました。まだ拭いきれない紛争の傷や心の葛藤があるなかで、人を大切にし、繋がりを作ってくれる北アイルランドの人々から、人との繋がりがこれほどまで自分の人生を豊かにしてくれることを学びました。これから留学を考える方へのメッセージとして、まず何より、行きたいという気持ちを大切にして欲しいと思います。様々、留学が困難な状況や壁があるかと思いますが、自分がやりたいことに正直になり、思いっきり挑戦できるのは、この学生時代しかないのではないかと思います。まずは自分の思いを大切にし、留学を成功させるための策を、それからいろいろな人に相談しながら練ってください。行きたいならば必ず行けます。