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宮崎 繁殖農家は厳しい経営に動画あり
家畜の移動制限などの解除を受けて、宮崎県都城市では食肉処理場への出荷が始まりました。しかし、全国からの買い付けが多い子牛の競りについては見通しが立たず、子牛を育てる「繁殖農家」にとっては厳しい経営が続きそうです。
都城市によりますと、市内の和牛農家のおよそ9割は、子牛を育てて地元の競りに出す繁殖農家です。家畜の移動制限などの解除で、食肉処理場への出荷は再開されましたが、競りについては、ことし5月以降、開かれていません。JA都城によりますと、地元の子牛は人気が高く、通常なら、三重県や佐賀県など全国の産地から競りへの参加がありますが、現在は、再開の見通しが立っていないため、農家の経営は厳しい状況が続いているということです。このうち、繁殖農家の新地誠司さんは「収入がないなかで、餌を購入する費用だけで毎月25万円ほどかかる。少しでも早い再開を期待しているが、口てい疫が終息し、安全が確認されてから再開してほしいという気持ちもある」と話し、複雑な表情を見せていました。