このサイトでは、色々なコーナーで色々な角度から説明がなされ、これからも増えて行きます。
分量的にも少なくないので、どこかに掻い摘んだ説明が必要だと思い、このページを作りました。ここでは詳しい説明はしません。結論だけです。
(但し、本文のうち、未だupしていない部分が非常に多いため、この纏めのページは、当然のことながら未だ作るべき段階にありません。それでも、無いよりはましかと思って、取り敢えず出しています。文としても纏まっていないこと、ご了承下さい。)
発音
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発音に関しては、模範発音を聞くだけでは意味がありません。
皆さんが外国人に日本語を教えるとします。模範発音をして聞かせました。
でもその外国人の発音はへんちくりんです。そのとき皆さんが何回日本語の正しい発音をして聞かせても、フランス人にはフランス語の発音が聞こえているだけであり、香港人には広東語の発音が聞こえているだけなのです。
実際には日本語は聞こえていません。
日本語が聞こえていないのですから、日本語の発音がマスターできるはずがないのです。
同様に、皆さんが広東語の発音を何回聞いても、皆さんの耳に聞こえているのは日本語の発音なのです。
広東語の発音が聞こえていないのですから、広東語の発音がマスターできる道理がありません。
ではどうしたらいいのか。二つの条件があります。即ち:
1、その音がどのようにして発せられているのか、日本語の或る特定の発音とは何処がどのように違うのか、理論的で正確で明確な説明を受ける。
2、説明されたとおりに発音しても正確な発音にならないときに、口の中や喉の中のどの部分の動作のタイミングや位置がどのようにずれているから、その間違った音が出てしまうのかについて、的確な指摘を受ける。
の二つです。