日本初の金星探査機「あかつき」が5月18日6時44分14秒に鹿児島県の種子島宇宙センターからH-IIAロケット17号機によって打ち上げられることが決まった。
神奈川県相模原市にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所で総合試験を終えたあかつきは、3月17日に運び出され、19日に種子島宇宙センターに到着した。現代、着々と打ち上げの準備が進められている。
あかつきは、厚い雲におおわれ、なぞに満ちた金星の大気を観測する日本初の金星探査機だ。打ち上げ後、約半年かけて金星へ向い、到着後、2年以上にわたって金星を周回しながら、観測データを地球へ送り届ける。