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神奈川県秦野市(はだのし)で生まれた。1996年、ラフォーレ原宿でスカウトされる。芸能界に入って直後はモデルの仕事をしていた[1]。1999年に本名の「菊地百合子(きくちゆりこ)」名義で新藤兼人(しんどうかねと)監督映画『生きたい』でデビューした[2]。2001年に出演した熊切和嘉(くまきりかずよし)監督の『空の穴』はロッテルダム映画祭を含むいくつかの国際的な映画祭で称賛された[2]。2004年に出演の石井克人(いしいかつひと)監督映画『茶の味』はカンヌ映画祭で監督週間オープニング作品になった[2]。同年5月に「菊地凛子(きくちりんこ)」に改名。
2006年、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画『バベル』で、聾唖の女子高生・綿谷千恵子(わたやちえこ)を演じた。映画自体には批判的な批評も多かったが、菊地の演技は評価され、アカデミー助演女優賞を含むいくつかの映画賞にノミネートされた[3]。そのうち、ナショナル・ボード・オブ・レビュー新人女優賞(ジェニファー・ハドソンと同点)、ゴッサム賞新人女優賞を受賞した。言葉が話せない役でアカデミー賞にノミネートされた5人目の女優になる(他はジェーン・ワイマン、パティ・デューク、ホリー・ハンター、サマンサ・モートン)。『バベル』における感情的で激しい演技は多くの国際的な監督を引き付けたが、その内の1人に映画『ブリック』で知られるライアン・ジョンソンがいる。2009年にジョンソンの映画『ブラザーズ・ブルーム』に出演。自身初の完全英語での演技である。彼女は主役の1人であるが、「3つの語だけを知っている女性」という役柄であった為、劇中では3つの言葉しか話さない。
アダルトスイムの人気テレビ番組シリーズ『Robot Chicken』のレゴ遊びセットのパロディのエピソードで言及された。
2007年11月からシャネルのクルーズ・コレクション広告のモデルを務める[4]。
2007年12月18日、松山ケンイチ主演で2009年に公開された映画『カムイ外伝』の撮影中に両足の大腿筋に肉離れを起こし、全治2か月の怪我を負った。当初は撮影が延期されただけだったが、アクション作品の為、殺陣の練習や筋力トレーニングは必要不可欠であり、やむなく降板した。代役として小雪が出演することとなった[5]。なお、松山とは2010年公開の映画『ノルウェイの森』でも共演している。
I'm sorry I can't record this.
Because it is too difficult to read these names even in Japanese.