『テイルズ オブ』シリーズのマザーシップタイトル10作目。略称は「ヴェスペリア」、「TOV」。テイルズ独特の固有ジャンル名は“「正義」を貫き通すRPG”。キャラクターデザインは藤島康介。
XBOX360版の発売日にはHDMI端子搭載スタンダードモデル本体、本ソフト、オリジナルフェイスプレート、収録台本レプリカを同梱したプレミアムパックが台数限定、37,800円(税込)で発売された。発売初週のセールスは約10.1万本、XBOX360本体が極度の品薄になるなど人気を博し、マイクロソフトが本体品薄を謝罪するという事態になった。その後も売上は徐々に伸び、『テイルズ オブ マガジン』の吉積信のインタビューによると国内累計出荷は20万本を記録したとのこと。
2009年4月6日、追加要素を含んだPS3版のリリースが発表され、同年9月17日に発売された。PS3版の国内累計出荷は35万本を突破し、XBOX360版を上回った。また、シリーズ初となる映画『テイルズ オブ ヴェスペリア 〜 The First Strike 〜』も公開された。