All Audio Requests Matching ほぼ日

melitu
864 Characters / 2 Recordings / 1 Comments
"・「打つ手がまったくない」ということは、ない。 「千里の道も一歩から」なのだから、 頭から汗どころか、血が出るほど考えろ。 ぼくは、よく、そういう考え方をします。 「へたに動かないほうがいい」ということは、ある。 「犬も歩けば棒に当たる」ということは、ある。 「天は我が身を助くるものを助く」ということはある。 「果報は寝て待て」ということもある。 ああすればいい、こうすればいい、と、 昔から人はいろいろやってきたのですから、 いろんなヒントがあるものです。 状況に応じて、まったく逆のことも言えるものですが、 …"
melitu
783 Characters / 2 Recordings / 2 Comments
"・月は、じぶんで光を発しているわけじゃないから、 反射光ではあるんですけれど、 それだって光にはちがいないわけだから、 「月光浴」というのは、言葉遊びじゃなくて、 それはそれとして、あり得るってことですよね。 (と、ここまで書いて屋上に出かけたワタクシ) 高いところに満月はありました。 これくらい明るいと、たしかに月光浴はできる。 そう思って、そのまま月と反対の足もとを見たら、 くっきりとじぶんの影が出来ていました。 月影‥‥ですか、マンガの登場人物の姓のような。 こんなに、夜を明るくしていたのか、月は。 …"
melitu
777 Characters / 2 Recordings / 0 Comments
"「新しいねぇ」というのは、 本来は、肯定的な意味は含まれていないはずです。 新しくて、よくないものだってあるし、 新しくて、硬くて食えないものだってあります。 ただ、「新しい」は、いままでになかったという意味で、 それだけの価値は、やっぱりあるわけですよね。 それを強く思いすぎると、 よかろうが、わるかろうが「新しい」ものを、 無理やりにつくろうが「新しい」ものを、 誰もほしがってなくても「新しい」ことを、 どんどん生み出したくなるのも、ある意味自然でした。 「新しい」があれば、そこには「新しい」歓びがあり。 …"
melitu
889 Characters / 2 Recordings / 0 Comments
"・人間は、だいたい同じ原料で出来ていて、 同じような空気やら水やら、 炭水化物やらたんぱく質やら脂肪やらミネラルを摂って、 同じように寝たり起きたりしているものだから、 似てないようで、けっこう「似ている」ものです。 だから、じぶんが嫌っている別の人間の思考だとか、 じぶんには縁がないと思いこんでいる人の感情だとかも、 意外と想像できることが多いものです。 つまり、じぶんの嫌いな人の考えることは、 じぶんのなかに、「少しある」んですよね。 ぼくも人間なので、それなりに苦手や嫌いがあります。 その人と、ぼくは、まったく似てないのではなく、 …"
melitu
766 Characters / 2 Recordings / 1 Comments
"ドラマのなかでは、よく「対立」が描かれます。 それは、戦争や政治などのからみでは、 国と国の「対立」として描かれます。 また、企業やら組織やらのなかにある「対立」は、 派閥と派閥の間にあるものとして描かれます。 子ども向けのドラマだったりすると、 善と悪との間に「対立」が描かれていたりします。 複雑な恋愛ドラマなどでは、破局した男と女の間に 「対立」が描かれます。 ドラマは、「対立」を軸にして、 エネルギーが衝突することで盛りあがります。 どちらかが勝ち、あるいはどちらも負けますが、 …"