僕の漢字学習法
僕はJames W. Heisig氏の『Remembering the Kanji』を使って勉強しましたが、使い方は、僕の学習法に合わせて、かなり変えました。
この方法は少し変わっていて、初めに全ての漢字の書き方と英語訳を勉強し、それから読み方を勉強するという方法です。ほとんどの学校ではこんなやり方はしませんが、僕はこれが一番だと思います。
まず、全ての「部首」(漢字のパーツ)とその英語の意味を勉強します。
次に、勉強した部首の概念で自分だけの「物語」を作り、4000以上の全ての漢字の基本的な意味を覚えるのです。
例えば「猫」という漢字の場合、
この漢字は三つのパーツによって作られています。それぞれのパーツには「動物」「植物」「田畑」という意味があります。
ですから、このパーツを使って「猫・・・田畑の植物の上でジャンプしている動物」とイメージできます。
これらをカードで復習しました。
カードの表には、(母国語で)ことばとその「物語」を書いておきます。裏にはその漢字を書いておきます。
例:
表に: cat: animal jumping on plants in a field
裏に: 猫
表を見て、その漢字を思い出して、正しい書き順で書いてみます。そして裏を見て自分の書いた漢字をチェックするのです。
僕はこの方法を2010年12月6日から始めて、10ヶ月後の2011年9月1日までに、「zhongwen.com」の4、129ある全ての漢字の基本的な意味が分かり、書けるようになりました。この時点では、日本語での読み方は知りませんでした。
僕は中国にいましたから、初めに中国語を習っていました。それはよかったのですが、中国文化にも疲れてきたので、それをやめて2012年5月から日本語の勉強を始めました。
今、日本語の勉強を始めて8ヶ月経ちましたが、日本語の文章を読むことはとても簡単で、1、600の漢字の読み方も分かります。前述の方法で漢字の書き方も覚えています。
多くの人がこの方法は変わっていて、嫌がりますが、僕のこの結果がその効果を物語っています。初めの10ヶ月で漢字の意味を理解し、次の14ヶ月で通常の日本語教材で普通に勉強する、という2年足らずの期間で僕はとても日本語が流暢になりました。
ごめんなさい。自分の間違いを見つけました。
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「カードの表には」を間違って
「カードの裏には」と言ってしまいました。
今、気が付きました。すみません~ Ringo