僕と売春婦の対決
自分の髪の毛は自分で切っているのですが、中国の空港で、持っていたハサミを取り上げられてしまいました。
それで、その後、髪の毛が伸びて、いい鋏を売ってるお店がどこにあるか分からなかったので、理髪店に行かなければなりませんでした。
小さい頃は、よく男性向けの美容室に行って、簡単な散髪をしましたが、今回は初めての中国式の散髪に行くので、凄くややこしいと感じました。いろいろな椅子がいっぱいあったり、女のスタッフが皆スチュワーデスみたいな服を着ていたり、ママさんっぽいおばさんが大きい声で僕にどうするかと伝えてきたりしていました。
中国語は下手なので、そのママさんが何を言っていたのかは理解できませんでした。
僕:10元で散髪をしてください
ママさん:かしこまりました。
[ママさんは僕を髪を洗う部屋に連れて行く]
ママさん:こちらへどうぞ。ここに座ってください。
僕:オッケー。
[ママさんは僕を髪を拭く部屋に連れて行く]
ママさん:こちらへどうぞ。ここに座ってください。
僕:オッケー。
[ママさんは僕を小さい部屋に連れて行く]
ママさん:こちらへどうぞ。ここに座ってください。
僕:オッケー。えっ?あれ、どうしてこんな部屋に連れて行くのですか?
[もう一人の女の人が部屋に入って来て、ドアを閉める]
若い子:マッサージをしてあげますね!
[若い子は僕の前でひざまずき、手を取ってアメを持たせて、目くばせしてきました。]
僕:えっと、髪を刈ってくれるとありがたいんですけど。。。
若い子:五分だけかかります。今度は無料ですよね。ちゃんと横になってください。
[彼女は僕のシャツを脱がしにかかる。]
僕:ちょっと待って、待ってください。マッサージをしてほしいなんてことは言ってませんよ。普通の散髪にしてもらえませんか!?僕は急いでるので!