子どもに1台ずつ「デジタル教科書」を用意する
文部科学省は4年後までに、小学校と中学校、高校で「デジタル教科書」で勉強できるようにする予定です。
「デジタル教科書」では、タブレット端末などを使って、紙の教科書と同じことを勉強します。動画を見たり、音を聞いたりすることができるため、英語を聞く練習などがしやすくなります。字や絵を大きくして見ることもできます。
文部科学省は、子どもたちに1台ずつデジタル教科書を用意したいと考えていますが、しばらくは紙の教科書も一緒に使う予定です。「書くことや考えることを勉強するときは、紙の教科書も必要だ」という意見もあるためです。
デジタル教科書を使うために必要な機械などがない学校もあるため、これからいろいろ準備が必要です。