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労働党支持率やや持ち直す
依然根強いアボット不信
投票日まで2週間足らずとなった8月9日、最新の世論調査2件がニューズ・リミテッド系紙に掲載された。
オーストラリアン紙が掲載したニューズポル調査によると、与野党支持率は先週の50%-50%から労働党52%対保守連合48%と労働党支持率がわずかに回復している。また、ギャラクシー世論調査でも、労働党51%対保守連合49%と労働党支持率が微増している。それよりも顕著なのは、トニー・アボット氏に対する不信感で、ギャラクシー世論調査の場合、アボット保守連合がまだ政権を任せるには早いと考えている回答者が48%、政権を任せられると考えている回答者は43%だった。
ただし、政党支持率では前回とほとんど変わっておらず、労働党38%対保守連合42%緑13%となっている。ニューズポル調査でもこの傾向が出ており、労働党支持率が1%ポイント上がって38%、保守連合が2%ポイント下がって42%、緑の党が13%となっている。アボット氏の実績に満足とする回答が 3%ポイント下がって41%、不満が3%ポイント上がって49%あった。ジュリア・ギラード氏の実績に満足とする回答は1%ポイント上がって43%、不満足は41%だった。また、「首相適任者」では、ギラード氏が49%、アボット氏が34%となっている。
この調査結果について、連邦国民党のウォレン・トラス党首は、「保守連合が国民を納得させるにはもっと努力しなければならない。しかし、アボット・リーダーは経験も豊かで、強固で信頼できる首相の器だ」と述べている。