日本刀は、日本固有の方法で鍛えた刀で、その優れた切れ味と美しさによって海外にも早くから知られていました。片刃で反りがあるのが特徴です。柄の根元には、敵の刀を受け止めたり、柄を握る手を守ったりするため、つばという金具を入れます。 刀は武士の魂といわれ、江戸時代(1603~1867)には武家社会の象徴ともされていました。明治時代(1868~1912)に入ると武士は廃業を強いられ、刀も禁止されました。その後は軍隊の将校が地位の象徴として持っていました。戦後はその澄み切った清らかさと美しさから芸術品として鑑賞する以外には、所持することを禁じられています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%80
「片刃で反りがあるのが特徴です。」は不正確です。
日本刀には両刃も存在しています。
両刃造り(もろはづくり)鎬を境にして双方に刃が付いており、鋒が上に向いているもの。室町時代中期以後の短刀に見られる。7寸前後の懐刀が多く、まれに両刃造りの長刀も存在するが、両者とも直ぐに廃れた。古刀期では末備前の勝光・宗光兄弟の作が比較的多く現存し、新々刀期においては各地で見られる。