皆さん、私たちは日本学科で毎日複雑な文型や難しい言葉など勉強している
ので、すぐ日本語が話せるようになるはずです。しかし、外国語の勉強には言葉と同じ大切なジェスチャーもあります。ジェスチャーはどんな場合につかわれるのでしょうか。例えば、説明している時相手がちゃんと分かってくれるようにジェスチャーをすることは、大勢の人がやっている自然な行動です。
話題が恥ずかしい場合なら、言葉にせずジェスチャーだけで相手に伝えるのは便利ではないでしょうか。そして、このように木を叩いて、ジェスチャーの魔法の力で不幸を幸せにかえることができる迷信のジェスチャーもあります。また、ジェスチャーは文化の一つの要素なので、ジェスチャーをまったく知らない人が外国へ行くと、きっと困るのではないでしょうか。
それをもっと鮮やかに説明するために短い説話を作っておいたので耳を澄ませて聞いてください。
昔々、ジェスチャーを知らないままで日本へいった、ヤンさんという卒業生がいました。
ヤンさんは日本人の友達をうちに誘った時、ポーランド料理をつくっておきました。しかし、その友達は食べたばかりだったので食欲がありませんでした。ヤンさんが『食べてみる』と聞くと、友達が『けっこう』というジェスチャーで答えました。この動作はポーランドでは臭いという意味があるので、ヤンさんは日本人はポーランド料理が嫌なんだと誤解してしまいました。
友達と仲直りするために飲みに行きたいので、次にヤンさんは、首を切るジェスチャーをして彼をパブに誘いました。しかし、このジェスチャーは日本では仕事を失うという意味があるので、友達は誤解してヤンさんを慰めるためにパブへ行くことになりました。ちなみにこのジェスチャーはポーランド人がロマンチストである証拠だと思っています。私にとって頭を切る動作は心の声に従う希望を描き出します。頭に脳があるのでそれをときどき使わないときっと論理の色眼鏡をはずして新世界をみえるはずです。不幸にそうするために飲むのは一番早くて簡単です。
パブで、ヤンさんはすごく可愛い女の子を目にしました。一目ぼれをしましたが、彼女が誰かと付き合っているか分からないので彼女の友達に聞くと、その友達は親指を立てました。それなので希望をもって彼女に「映画を見に行かない」と言って誘ってみましたが、きっぱり断られました。それはどうしてなのでしょうか。このジェスチャーは日本では彼氏ですがポーランドではオッケーという意味だからです。そんなふうに、ヤンさんの失敗にあふれた日常生活は続いていきました。
以上です。要するに、言葉しか勉強しないと誤解が生じるはずです。そのそれに、国民性の魂を理解することができるはずがありません。ポーランド語も日本語も面白いジェスチャーがあります。それは、明るくて革新的な性格が二つの国民の共通点であるという証拠ではないでしょうか。皆さん、これから外国語を勉強しようと思うなら、ジェスチャーを学ぶことも忘れないでください。「一つのジェスチャーは1000のことばに勝つ」からです。
この部分、意味が取り辛い。何か間違っている。
「頭に脳があるのでそれをときどき使わないときっと論理の色眼鏡をはずして新世界をみえるはずです。不幸にそうするために飲むのは一番早くて簡単です。」
最後の段落にある、「そのそれに、」は意味が分からない。日本語では無い。