最大の特徴は戦隊チームが男性3人のみであること。これに対して放映時から女児をはじめとした視聴者から女性メンバーの復活を求める意見や苦情が多数寄せられた。そのため翌年の『大戦隊ゴーグルファイブ』では女性メンバーが復活した5人となり、これ以降女性メンバーのいない作品は製作されていない。また、リーダーであるバルイーグルが途中でNASAに「パイロットとしての技量を見込まれ、転任」するという設定で交代したが、戦隊シリーズで中心的な役割を持たされているレッド役が途中で交代したのもこの作品が唯一である(どちらも2011年現在。#バルイーグルの交代に関しても参照)。また、この交代劇により、名乗りのポーズも変わっている。歴代の戦隊での名乗りポーズが変わったのも、シリーズ初。必殺技「バルカンボール」も、バレータイプからサッカータイプへと変わっている。
もう1つの大きな特徴として、前作『電子戦隊デンジマン』のラストで姿を消した敵役・ヘドリアン女王がブラックマグマの手によって復活した、という設定で引き続きレギュラー出演したことが挙げられる。ヘドリアン女王は本作中の台詞でデンジマンのことに触れており、また嵐山長官がデンジマンやデンジ星人のことを詳しく知っていることも本編内で語られている。つまり『デンジマン』と『サンバルカン』は同じ世界のストーリーであり、本作は『デンジマン』の続編にあたる。実際『デンジマン』の稿でも述べられているように、デンジマンに変身して戦った前作の5人がカメオ出演する案もあった。
Thank you so much.