ふだんの声を話してください。
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だれもいない さびしいよるのことでした。ここでは きつねと うさぎが であうと かならず おやすみなさいをいう やくそくです。そんなばしょで まいごになった うさぎのぼうやが、ひとりぼっちで すわっていました。
そこに きつねが ひたひたと しのびよってきます。
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きつねが おおきなくちを ガバッとあけると、
「ちょっと、まって!」うさぎのぼやはさけびました。「しってるよね、ここは きつねと うさぎが おやすみなさいをいう ぼしょだってことを?」
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「おやすみなさい!」きつねが そういって、おおきなくちを ガバッとあけると、
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「ちょっと、まって!おやすみなさいをいうときは、おやすみなさいの おはなしも しなきゃいけないんだよ」
きつねは すこしかんがえてから はなしはじめました。
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「きつねと うさぎが おやすみなさいをいう はしょで、こわいものしらずの うさぎのぼうやが、ひとりぼっちで すわっていました。そこへ もりからはらぺこのきつねが やってきました。きつねは うさぎのぼうやに おやすみなさいと いって、おやすみなさいの おはなしを きかせてやりました。きつねと うさぎが おやすみなさいをいう ばしょの ものがたりです。それから きつねは うさぎのぼうやを たべてしまいました。おわり」きつねが そういって、おおきなくちを ガバッとあけると、
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「ちょっと、まって!おやすみなさいの おはなしの あとには、ぼくを おうちのベッドまで はこばなくちゃいけないよ」うさぎのぼうやは いいました。
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「しめしめ」きつねは やいた にくのにおいを おもいうかべました。「これで めしが はらいっぱい くえるぞ。ママうさぎに パパうさぎ それにこの うさぎのぼうやをな!」
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きつねは はなを クンクンいわせながら うさぎのぼうやの いえへ いそぎます。
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「なんだ、だあれも いないじゃないか!ママうさぎも パパうさぎも きっと うさぎのぼうやを さがしにいったのだ」きつねは いいました。「でも みんな もうすぐ このおれの おなかのなかに きえちゃうのさ」きつねが はなを ペロリとなめ、おおきなくちを ガバッとあけると、
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「おっと、まって!そのまえに ぼくに おやすみなさいの うたを うたってくれなきゃいけないよ。ぼくが ねむるまで じっとうごかずにね。うさぎに おやすみんさいをいう きつねは みんな そうするやくそくだよ」
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きつねは ためいきをつきました。そして うたいはじめました。
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やがて うたごえは つぶやきにかわり、だんだん かぼそくなってゆき....... とうとう きつねは ねむりこんでしまいました。
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そのとき ドアが あきました。ママうさぎと パパうさぎが かえってきたのです。うさぎのぼうやは ママうさぎの うでのなかに とびこみます。でも パパうさぎは ベッドのとなりで きつねが ねむりこんでいるのをみて、びっくりぎょうてん。
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「ちょっと、まって!」うさぎのぼうやが ささやきます。「しってるよね、ここは きつねと うさぎが おやすみなさいをいう ばしょだってことを?」
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パパうさぎは めをまんまるにして うさぎのぼうやを みていましたが、やがて ふりあげていた ぼうを おろしました。
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みんなで ねむっているきつねを よっこらよっこら あなからひきずりだします。
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「おやすみなさい、きつねさん!」みんな こえをそろえて きつねに ささやきます。
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そして にどと きつねが はいってこないように しっかり ドアをしめました。
Hi, I recorded your text but sorry I happened to read some parts which are not written.
うさぎのぼうやを さがしにいったのだ「な」
みんな「は」 こえをそろえて
While reading, it just cames naturally from my mouth because in the conversation, we often speak this way so....spontaneously happned.
Good luck for your Japanese study.