●ジャグルエリアからプレイ開始! ディディーコングは頼れる相棒
本作は、スーパーファミコン版の『スーパードンキーコング』をベースにして作られている。『スーパードンキーコング』をプレイした人なら、すぐにプレイが可能だ。もちろん未プレイでもすぐになじめる。基本を説明すると、島は全8エリアに分かれていて、エリア内のコースを順にクリアーしていくことになる。各コースは、横スクロールの構成で、ドンキーを操作して右方向へ進み、ゴールを目指す。ときには、上方向や下方向に進むなどの例外もアリ! 本作は、Wii専用ソフトなので、ワイド画面だ。横スクロールアクションにはとても適しているようで、先々の視界が見やすく、『スーパードンキーコング』よりもプレイしやすいかもしれない。また、多重スクロールも駆使されていて、スピード感や奥行きのある演出で、スリル満点! バツグンの効果を発揮している。
さて、ジャングルエリアは、ドンキーの家の近くからスタートだ。このエリアにはボスのコースを含めて7つのコースがある。ひとつが隠れているので正確には8つだが……、ひとつのコースをクリアーするごとに、つぎのコースがエリアマップ上に現れ、エリアの最後にボスのいる場所が記される。ボスを倒すとつぎのエリアへ進めるのだ。ちなみにコースの数は、各エリアごとに異なっている。
ジャングルエリアの最初は、バナナジャングルというコースで、ヤシの木や遺跡のようなものが配置されている道を進んでいく。スタート時は、ドンキーだけだが、途中にある"DKバレル"をつかんで投げることで、相棒のディディーコングが出現し、ドンキーの背中に合体。ドンキーは、ディディーを背負った状態になるのだ。ひとりプレイではディディーの操作はできないが、ディディーが背負っているバレルジェットが使えるので、ドンキーは、通常より滞空時間の長いジャンプが可能になる。また、ダメージもディディーが先に受けるので、ディディーのハートの2回分と、ドンキーの2回分とを合わせた3回まで耐えられるのだ。ディディーは心強い相棒というわけ。コースの敵は踏みつけで攻撃、ジャンプで回避。障害も回避しつつコースを走破していく。さらに、ドンキー独特のアクションも駆使してどんどん進んでいこう!
http://www.famitsu.com/news/201012/09036678.html