●2010年12月9日、ドンキーコングが帰ってきた!
スーパーファミコン用として発売された名作アクションゲーム『スーパードンキーコング』シリーズの最新作『ドンキーコング リターンズ』が、満を持して登場。演出面のパワーアップに加え、Wiiリモコンを使っての操作や、ドンキーとディディーに分かれて操作する"ふたり同時プレイ"などの新要素に注目。オヤジ世代の担当編集者、ノンマルト小林が、名作の名前を継ぐに相応しい本作のプレイインプレッションをお届けする!
●冒険の始まりから楽しそうな予感
編集部にROMが届いたところでさっそくプレイさせていただいた。開幕は、ストーリー説明のムービーから始まる。冒険の舞台となるドンキーコングアイランドという島の火山が爆発し、火口の爆煙の中から楽器に似た姿のティキ族たちがたくさん飛び出してくる。ヤツらは地上に降りるなり、島の動物たちに音楽を聴かせ、催眠状態にして操り、島に蓄えてあったバナナを強奪し始めた。島の異変に気が付いたディディーコングとドンキーコング。やがて、ティキ族はドンキーコングの家にも侵入。ドンキーを操ろうと音楽を聴かせる。……ところが、ドンキーにはまったく効果なし! ドンキーは怒りを爆発させて反撃……っとここで、Wiiリモコンを振る演出になり、パンチをボカスカ食らわして、ティキ族を追い出し、バナナを取り戻す冒険が始まるのだ。数分で終わるムービーだが、物語の発端の説明はこれで十分。というか、このムービーはとてもおもしろいので必見だ。これからの物語は、プレイヤーが作っていくということで、最初のジャングルエリアのコースから冒険を始めることに。……さて、どんなことが待ち受けているのやら。
http://www.famitsu.com/news/201012/09036678.html