一昨日は13日の金曜日だった。"13" という数字は宗教上の理由から多くのキリスト教国家で不幸の数字とされている。ドイツも例外ではなく、その数字は不幸の象徴として受け取られ、ほとんど使われることはない。ドイツの航空会社ルフトハンザでは、飛行機の中で13番目の列(席)は存在しない。
一方で日本では話が違ってくる。日本では "4" とか "42" という数字が不幸の象徴となっている。13という数字は宗教上の物語から引用されている一方、日本での不幸の数字は発音上の理由をもっている。つまり "4 (し)" と "42 (しに)" は "死" を意味するのである。ついては日本ではその数字はホテルや飛行機の中で使われることはめったにない。