Clear voice, natural speed please. :) 宜しく!
当時は傷つきましたが、今の考えは違います。
私は安月給の日本人の夫と二人の子どもを持ち、夜、二つのパートをして頑張っている主婦です。
こんな生活でなく、彼女たちのように「優雅」な生活をしていたとしても、「田園調布族」とのお付き合いは(どんなことがあっても)ごめんです。
彼女たちには多くの利点があります。
大企業から大きな屋敷やマンション(私たちの自宅の軽く3倍もある広さ)が与えられ、給料は高いし、企業負担の里帰りなどもあります。
それでも不平不満の多いこと。
「祖国では、こんな物を食べていた(のに)/こんなものやあんなものを使っていた(のに)」)
「何で日本にはこれがないの?」「(日本の)物価は高い」
それでどこで買い物をしているのかと尋ねると、その答えはナショナル・スーパーマーケット、紀伊國屋、伊勢丹などです。
彼らに言ってみてください。「マルエツとかイトーヨーカドー、ユニーで買い物したら?」
まるで宇宙語でも聞いたかのような顔をされます。
「何ですって? マル何? 聞いたことないわ」
ほかにもよく聞く不満は、「日本人との交流がない」ことです。
当たり前です!
何を言っているのでしょう!
麻布広尾や田園調布のような外人区域で、隣人の多くが同じような状況で日本に来ている人々なのです。外人プレイグループや外人サークルや同じ学校(アメリカ系、フランス系、またはドイツ系などの)の人々としか付き合わないのに、どうやって日本人と出会えるというのでしょうか。
これは日本だけの状況ではありません。
現在、ご主人と赤ん坊の息子さんとともに、台北に住んでいる友人がいます。
彼女のご主人は機械の補修員として、某コンピューター集結回路メーカーに派遣されています。
彼女は私に、ベビープレイグループをやめたと言いました。ほかのお母さん方が、ご主人の職業を知ってしまうと彼女を見下し、息子さんはいつも一人で遊ぶはめになるからです。
一人で遊ぶのだったら自宅にいても同じだし、プレイグループは要らないでしょう。
もし友達を作りたいのなら、それが日本人であろうと外国人であろうと、ちょっと努力すればできるものです。
夫と私が現在の住居に引っ越してきたときには、私は近所の人をだれ一人知りませんでした。
それが半年もたつと、誰がだれか分からなくなるので君の友達の名簿を作らなきゃならない、と冗談交じりに夫が言うまでになりました。
私たちは「外人にとって恵まれた」地域に住んでいるわけではありません。
私の周りの友達は、ヨーロッパ人、南米人、日本人、ほかのアジア諸国から来た人とバラエティに富んでいます。
その中には同じ国から来た人もいますが、私たちが親しくなったのは同じ国から来たからという理由からではなく、同じように日本人の夫を持っているという共通点があるからです。)
ごめん、途中の電話で中断しちゃった。