長崎バイオパークの副園長のいとうまさおです。
カピバラの特徴はですね、まぁ、齧歯類。
ネズミの仲間の最大の生き物ですね。
体重で…うちの個体たちで大きくなると
60キロを超えるぐらい。
危険を感じると、水の中に飛び込んで、
えー、逃げるということで、
えー、カピバラの顔を見ると、鼻と目と耳は
こう、一直線上に並んでるのは、あの、そういう水中に
逃げ込んだときに、えー、鼻を出したり目を出したり
耳を出したりして、外敵がいなくなるのを
確認できたりする役割がある。あとは、
草食で、どちらかと言うとこう、えー、大人しい生き物になって…
野生ではかなり臆病だと言われてるんですけど、
まぁ、うちでも結構、最初は臆病だったですけど、
今はこんな風に触れるようになっちゃいましたけど。はい。
カピバラをこう、触ってあげると気持ちよくなって
コロンと寝るという、触ってくとグルグルグルグル、
グルグルグルって声を出していって、
えー、毛も逆立ってきて、で、ゴテッっていくので、
本当に気持ちが良いと思いますね。
もう、表情を見てもたぶん、
あの、どんな方でも分かるかなと思いますけど。
カピバラの露天風呂をバイオパークで作ったのが
5年前ですね。ちょうど、えー、日本の干支のねずみ年の終わる頃に
そのお疲れさんという意味も含めて、それと実は、
その、南米にいるカピバラは冬場、池に入らなくなって、
この体からこう…触るとフケみたいなのがポロポロ、ポロポロ落ちて、
それをなんとか治してあげたいなぁってところもあって、
そこで、お風呂をしたらどうかなっていうところで始めました。