神様(かみさま)はどのようなお方(かた)でしょうか。
神様は霊(れい)です。霊は肉(にく)と骨(ほね)がありません。
物質(ぶっしつ)ではないため、人間(にんげん)には見(み)えません。
しかし聖書(せいしょ)には神様に肉体(にくたい)があるかのように書(か)かれています。
これは神様に肉体があるのではなく、人間(にんげん)にわかるように神様自(みずか)ら説明(せつめい)されたのです。擬人化的表現(ぎじんかてきひょうげん)です。
人間を神様の似姿(にすがた)に想像(そうぞう)されたとはどんな意味(いみ)でしょうか。それは人間が神様に似(に)るように想像されたという意味です。しかし似ているということは、完全(かんぜん)に同(おな)じではないということです。人間には空間(くうかん)の制約(せいやく)があるため同時(どうじ)に様々(さまざま)な所(ところ)にいられませんが、神様は無限(むげん)なので全宇宙(ぜんうちゅう)に同時に存在できます。また、神様は永遠(えいえん)であるとは、神様には始(はじ)めも終(お)わりもなく、時間(じかん)の創造者(そうぞうしゃ)であり時間を支配されるお方(かた)だという意味です。
最後(さいご)に神様だけの品性(ひんせい)に不変性(ふへんせい)があります。この世(よ)の全(すべ)ては時間が経(た)つと変化(へんか)します。しかし神様は永遠に変わりません。そのため私たちは神様の約束(やくそく)は必(かならず)ず成就(じょうじゅ)されると確信(かくしん)できます。