スキャンダルのギターのマミです。えー今日は「会わないつもりの元気でね」のギターをちょっと解説していきたいなと思います。
えーまずはですね、この曲のテーマとも言えるオクターブの奏法を解説していきたいと思います。えーオクターブとは、例えば《guitar》、この音に対して、《guitar》というふうに、えー、例えばドだったら、そのさらに高い音のドだったり低い音のドだったり、そのー1オクターブ上がったり下がったり、それを、ま、《guitar》、同時に弾く奏法なんですけど、えっとですね、この奏法のポイントは、4弦と2弦、《guitar》を使うことが多くて、残りの指で他の弦をちょっと押さえてあげて、《guitar》というふうにするときれいに聞こえます。えーとあと、この曲はちょっとテンポが早いので、この奏法をすばやく演奏するのはちょっと難しいかも知れないんですけど、えーでも、フレーズは毎回同じフレーズなので、えーこの形、手の形と弾く部分を覚えてしまえば簡単かなと思います。
ではちょっと今弾いてみたいと思います。
はい。えーこのフレーズなんですけど、えーと私は特にソロなんかで、ちょっと困っ・・・何を弾こうかなっていう時に使ったりすることが多くて、スキャンダルの曲でもたくさんオクターブは使われてたりするんですけど、ま、単音で弾くよりも単純に音の幅が広がるっていうのもあるし、あとは安定感がすごく強くもなるので、ま、全部の指で押さえてるってのもあって、動きながら弾きやすいと思うし、すごくソリッドな、すごいキレキレな音が出るので、ぜひみなさんも使って下さい。
次はですね、えーBメロのアルペジオという奏法に行きたいと思うんですが、この曲のアルペジオは、ま、普段、例えば、こう《guitar》なんかで単音で弾いたりすることが多かったりするんですけど、えー今回の曲はですね、結構そのコードを省略していたりするので、単純にその使うところだけを押さえてしまう《guitar》っていう感じになるんですけど、え、無駄な音がまぁ出ないっていうのも一つのポイントでもあるし、まぁあと右手のオルタネート上下に動かす、ピックを動かす動きがあるんですけど、それをうまく使って、えー弾いています。
では音と合わせて弾いてみたいと思います。
はい。えーこのアルペジオなんですけど、例えば、えー《guitar》みたいな、すごく、なんていうんだろう、かっこういい歪んだ音でも弾いても楽しいんですけど、例えば《guitar》っていうちょっと、こう、きれいなキラキラした音でも弾いても楽しいとも思うし、又はやっぱ、メロディーを弾いたりすることも多かったりして、そういうのでそのー、歌に寄せて弾いてあげる時とか、たくさん使うかなと思うので、ちょっと、あのー私もあんまり得意ではない部分があったりするんですけど、でも、一番、右手と左手のこう、リズムというか、それを二つの手を同時に使うというのは難しいと思うので、たくさん練習して、えーがんばってほしいなと思います。
はい。そして次はですね、えー、カッティングなんですけど、そうですね、Aメロのカッティングをやってみたいと思います。
っていうふうに、こう、音を止めたりしながら、こう、メロディを奏でる楽器なんですけど、ちょっとリズムを落としてみるというふうにすると、すごいメリハリがついて、えー、なんていうんですかね、ドラムだったりベースだったり、タイミングと一緒に、こう、止めてあげたり弾いてあげたりすると、すごくかっこよくなると思います。えー、二種類というか、まぁあのー、基本的にはみなさんのやりやすいようにやってもらって構わないんですが、えーと例えば、一つ目が《guitar》、えー、左手で、押して、浮かせて、押して、浮かせて、というのんで《guitar》、音を鳴らさなくする、鳴らなくさせる、方法が一つと、《guitar》、えーもう右手で、このもとの弦をさわって止めてしまうという、えー方法があるんですけど、えー私はライブなんかで、ものすごく激しく動いたりするので、もう右手でがっつり弦を止めてしまって他の音を鳴らないようにさせています。
えー、それではそれを踏まえて、えー曲に合わせてやってみたいと思います。
はい。えーこのカッティングの奏法なんですが、えースキャンダルは、えーハルナとマミギター2本いるので、例えば、ハルに《guitar》って普通に弾いてもらうのに対して、例えばマミギターは《guitar》と弾いてみたりして、ぜひぜひ皆さんもカッティング、使ってやってみてほしいなと思います。
えーでは最後に、この、えー「会わないつもりの元気でね」の一番始めに入っている印象的な単音のフレーズなのですが、えー、このフレーズはですね、ちょっと、こう、入りの拍が裏だったりするんですけど、例えば、[いち・にぃ・さん・しぃ、タッ・タッ・タッ・タッ]て入るのに対して、[いち・にぃ・さん・しぃ、ッタ・ッタ・ッタ・ッタ]っていう、[いっち・にっい・さっん・しっい]っていう例えばなんだ、クリックだったりとかメトロノームの音に合わせて、《guitar》っていう裏のリズムを、すごく気にして練習してもらえればいいなと思います。