「ソコモンガラ」という珍しい魚が、国内で初めて沖縄県本部町の沖縄美ら海水族館で展示されています。
「ソコモンガラ」は全長20センチほどで、体の一部がレモン色になっていて、両目の間には3本の黒いラインの模様が入っているのが特徴です。
ことし3月、沖縄美ら海水族館が本部町の沖合いで、深海の生き物を調査していたところ、水深およそ150メートルから1匹を釣り上げました。
水族館によりますと「ソコモンガラ」は、30年余り前に久米島で見つかって新種だと判明してから世界でもほとんど確認されていないということです。
沖縄美ら海水族館の諸田大海さんは「とても色がきれいなので、元気に泳いでいる姿を多くの人に見てほしいです。飼育を通して、魚の生態を詳しく調べたい」と話していました。