先月、千葉県鴨川市でJR外房線の先頭車両が脱線した事故で、警察は置き石をしたとして小学生の男子児童の書類を児童相談所に送りました。
先月8日、千葉県鴨川市を走るJR外房線の安房天津駅と安房鴨川駅の間で、上りの普通列車の先頭車両が脱線しました。
JRによりますと、列車には乗客や乗員など21人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
警察は、踏切のレールに石が砕けた跡が複数残っていたことから、何者かが現場付近の線路に置き石をした列車往来危険の疑いがあるとみて捜査を進めていました。
捜査関係者によりますと、その結果、19日、置き石をしたとして、小学生の男子児童の書類を児童相談所に送ったということです。
今後、児童相談所が詳しく調べて、家庭裁判所に送るかどうか判断することになります。