スピーチ大会のためなのです。標準語で自然に話してくださいませんか。それに、情緒に入れてお願いします。５分以下でかかるべきです。よろしくお願いします。
愛を買うお金
ある日、ソファでテレビを見ながら祖母がマカロニアンドチ－ズを作ってくれるのを待っていました。その時、偶然テレビで「大阪恋ドロボウ」というホストについての ドキュメンタリーが放送されていました。「スタイリッシュカフェらっきょう」というホストクラブでは女性は高い値段でおっしゃれな金髪男性ホストをひとりじめすることができます。それに、そのホストは一年に３６５人の女性と寝ていて、その上月収、５００万円も稼ぐと紹介されていました。速攻でホストになると決心しました。しかし、ホストのことを調べてるうちに、私にはホストの仕事より英語の先生の方が相応しいと思い始めました。
ホスト業界にまつわる問題がたくさんあります。他の客への嫉妬やシャンパンコールなどで、一晩で５０万円も使い込む事は珍しくありません。さて、彼女らは一体どうやって資金を稼いでいるでしょうか？Tokyo Reporterの記事には、客の多くは資金を稼ぐために風俗で働くはめになっていると書かれていました。さらに、こうした状況にヤクザが群がって来ます。CLUB Diosのオーナーであり、自身も有名ホストであるレイジ氏は、店に銃弾を撃ち込まれた事があり、ヤクザにはみかじめ料を払っています。こうした事例はまだまだ序の口とのことです。
さて、その原因はどこにあるでしょうか。タイムしのLisa Takeuchi Cullenによると、競り合いの厳しさからホスト達は無防備な主婦や十代を狙うようになりました。それに、ホストクラブはティーンエイジャー達の間で流行っているようです。それはバラエティ番組や桜蘭高校ホスト部のようなアニメなどで魅力的なイメージが強調されているせいだと言われています。心の底では、ホストクラブに足繁く通う女性達はお姫様のように扱われることで孤独を癒したいと思っているのです。たとえそれが自分を切り売りする事につながるとしても。
おっと、話が重くなって来ましたね。それでは解決策に移りましょう。この問題を解決すべく、日本政府がいくつかの法律をもう作っています。道路上での客引き行為は 禁止され、午前１時から午前５時まではドアを閉めなければなりません。しかし、我々にできることはもっとあるはずです。クイズの答えを間違える度に女性が服を脱がされるようなバラエティ番組など、メディアにおける性差別的な表現に疑問を問いかけたり、女子学生が女性であることに誇りを持てるよう教育するとどうでしょうか。そうさえすれば、こう言った問題の多くは回避できるでしょう。
多分、最初っから、日本で英語を教えるのが私にとって一番いい選択肢だったでしょう。そもそも夢を売る仕事などしたくはないのです。祖母はいつもこう言っていました。愛はお金で買えないよと。
